
※写真はイメージです。
不動産投資の入り口としてワンルームマンションの投資をご紹介させて頂きました。
少し慣れた方向けには一戸建て投資、そして今回は上級者向けとなりますがアパート一棟投資について
解説していきますね。
アパート一棟投資のメリット
ワンルームマンション、戸建てと違い複数の顧客から家賃収入を得ることができますので、
大きく稼ぐことができるチャンスですよね。
ではまずメリットについてまとめてみました。
アパート一棟投資のメリット
- 収入の安定性
アパート一棟投資は複数の部屋からの収入があるため、いくつかの部屋が空室になったとしても他の部屋からの収入が続きます。一方、ワンルームマンション投資では一部屋の空室が直接収入に影響を及ぼします。 - 柔軟性
アパート一棟投資では、自身で運営管理を行うため、リフォームや間取り変更などによる付加価値を自由に追求できます。ワンルームマンションの場合、その自由度は限られます。 - 節税効果
アパート一棟投資は大規模な投資であるため、相対的に大きな節税効果を享受できる可能性があります。これには、減価償却費や固定資産税、管理費などの経費が含まれます。
アパート一棟投資のデメリット
- 高額な初期投資
アパート一棟を購入するための初期投資は大きいです。さらに、修繕や改装のための費用、さらには想定外の出費も発生する可能性があります。 - 管理負担
アパート一棟を所有していると、テナント管理、物件のメンテナンスや修繕、家賃管理などの日々の運営に多大な時間とエネルギーを費やすことになります。専門の管理会社に委託することも可能ですが、それには追加のコストが発生します。 - 空室リスク
入居者がいないと家賃収入は得られません。地域や市場状況により、一時的に空室率が上がることがあります。また、経済状況や競合物件の影響で家賃を下げなければならない場合もあります。 - 市場リスク
不動産市場は経済状況や地域の人口動態、都市計画などにより大きく変動します。地域の人口が減少したり、不況が起こったりすると、物件の価値や賃料が下がる可能性があります。 - 流動性の低さ
不動産は売却するのに時間がかかることがあります。そのため、資金が急に必要になったときなど、すぐに現金化するのは困難かもしれません。
等ですね。大きく稼ぐにはたくさんの部屋数が必要となりますが、初期投資は大きくなります。
ですのでワンルームマンションに比べて物件の選定にはより注意が必要ですね。
ワンルームマンション投資など不動産投資の経験者には大きく稼ぐチャンスですのでお勧めになります。
物件を選ぶ際のポイント
では物件を選ぶ際のポイントについていくつかまとめてみました。
ポイント
- 人口動態
人口が増加している地域、または安定している地域を選びます。これは、需要が続くことを示しており、
入居者を見つけやすいと言えます。逆に人口が減少している地域は空室率が上がるリスクがあります。 - 交通の利便性
駅やバス停などの公共交通機関から近い場所、または主要な交通路に近い場所を選ぶと、入居者からの
需要が高まる可能性があります。 - 生活インフラ
スーパーマーケット、コンビニエンスストア、病院、学校など、生活に必要な施設が近くにある地域は、
テナントからの需要が高いと言えます。 - 都市の発展計画
地元政府の都市計画や開発計画を把握することも重要です。新しいビジネスパーク、ショッピングセンター、
または交通インフラの開発は、地域の賃貸需要と物件価格を引き上げる可能性があります。 - 安全性
地域の治安状況も考慮すべき要素です。治安が良好な地域は、テナントにとって魅力的であり、また
物件自体の価値を維持するためにも重要です。 - 雇用機会
雇用機会が多い、または成長している産業がある地域は、賃貸需要が高い可能性があります。
そのため、企業のオフィス、工場、病院などが近くにある地域は投資に適している可能性があります。
この辺りはワンルームマンション投資とあまり変わりありませんが、地域や賃料により
入居者の属性が大きく変わってくるので、購入する物件の地域性は深く考慮したい点ですね。
考察
アパート一棟投資は、安定した収益源と資産価値の上昇を見込む投資手法です。
複数の部屋からの収入とコントロール権がメリットですが、初期投資が大きく、管理負担も考慮すべきデメリットとなります。
さらに、市場の変動性や空室リスクに対する十分な理解と対策も重要です。
適切な地域選びとリスク管理が投資の成功に繋がります。