
※写真はイメージです。
今まで不動産投資のメリット・デメリットなど事前準備の方法や心構えなどについて
お話ししてきました。
今回は実際にどのような物件を選んだらよいのか、実践的な話をしていきますね。
どのような物件から始めたら良いのか?
いざ不動産を購入しようと考えたときにどのような物件が良いのか悩みますよね。
ではどのような物件が良いのか以下のようにまとめてみました。
ポイント
- 利便性の良い立地
通常、交通の便が良く、商業施設や学校、病院などの生活に必要な設備が近くにある物件
は、テナントにとって魅力的です。特に、大都市圏やその近郊は需要が高い傾向にあります。 - 築年数が浅い
新築物件は問題が少なく、テナントからの需要も高いですが、価格が高いです。
一方で、築年数が経っている物件は価格が比較的安いですが、修繕費用が必要になる
可能性が高くなります。築10年程度以下の物件が一般的にはおすすめです。 - ワンルームマンション
ワンルームマンションは初めての投資におすすめです。
購入価格が比較的低く、管理も容易です。また、学生や単身者からの需要が高いため、空室率を
低く抑えることができます。 - 賃料相場
物件の立地や設備、築年数などによって、賃料相場は大きく変動します。
物件の価格と賃料相場を比較して、利回りを計算します。一般的に、利回りが高い物件ほど投資として有利です。 - 維持管理費
物件の維持管理費を見積もります。特に共用部分の維持費用や固定資産税、火災保険料
などを把握しておくことが重要です。 - 将来の見通し
将来的に人口が増える、または安定しているエリアの物件は、長期的な視点から見ても賃貸需要が見込めます。
実際は、投資目標、リスク許容度、経済状況、管理能力、地域などにより変わってきますが
上記の項目を意識して物件を選んでいけば失敗は少ないと思います。
ワンルームマンションがお勧めな理由
上記で初めての不動産投資にワンルームマンションをあげましたがその理由をまとめてみました。
ポイント
- 初期投資が少ない
ワンルームマンションは、相対的に購入価格が低く、初期投資が少なくて済むことが多いです。
初めての不動産投資や、資金が限られている投資家にとっては、この点は大きなメリットとなります。 - 需要が安定している
ワンルームマンションは、一人暮らしの学生や若い社会人、または単身赴任の
ビジネスパーソンなど、幅広い層から需要があります。
特に都市部では、一人暮らしの需要が安定しており、空室率を低く抑えることが可能です。 - 管理が容易
ワンルームマンションは、物件の規模が小さいため、管理やメンテナンスが比較的容易です。
大きなアパートメントビルや複数戸建て物件に比べて、管理費用も抑えることができます。 - リスクの分散
ワンルームマンションのような小規模な物件を複数所有することで、リスクを分散する
ことが可能です。一つの物件が空室になっても、他の物件からの収入によって損失を補うことができます。 - 売却が容易
ワンルームマンションは、投資家だけでなく一般の住宅購入者からも需要があり、比較的
容易に売却することができます。そのため、将来的に物件を手放す必要が出てきた場合
でも、比較的リスクが低いと言えます。

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ワンルームマンション投資のリスク
ただし、ワンルームマンション投資も無リスクではありません。
当然リスクもあります
注意ポイント
- 空室リスク
ワンルームマンションは特に単身者や若者を対象としていますが、これらの層は生活スタイルや
住まいの好みが変わりやすいため、高い空室リスクが存在します。
また、経済的な変動や地域の人口流動などにより、空室が長期化する可能性もあります。 - 賃料下落リスク
市場状況や物件の競争状況によっては、賃料が下がる可能性があります。
これは、期待したリターンを得られないリスクを意味します。 - 共益費負担
ワンルームマンションの場合、大家が負担する共益費の割合が大きいことが多いです。
これは運用コストを増加させ、利益率を下げる要因となります。
他にもいろいろなリスクが考えられますが、ワンルームにおいては特にこの点がリスクとなりますので
この点を留意して物件を選んでいきましょう!